下記の英文を全訳せよ。
1-1 In his search for more comfortable living, modern man sometimes makes for his fellow men and even for himself an environment which turns out to be potentially harmful to health.
語句: search 「追求」 comfortable 「快適な」 his fellow men 「彼と同時代人」 environment 「環境」 turn out to be ...「...であることがわかる」 potentially 「潜在的に (....)の可能性がある harmful 「有害な」
構造: S+V+副詞句+O 副詞句がVとOに入っている構造
・ Vの「makes」のOが、「an environment」で「which」以下は、「an environment」を修飾する形容
詞節になる。
・ for his fellow men and even for himselfは、V「makes」を修飾する副詞句
注意:
・ In his searchのhisは、後からでるくる主語の「modern man」である。そしてこの副詞句は、When he searches for more comfortable living と置き換えて訳した方が日本語的になる。
・ which 以下の文の、potentiallyは直訳では「潜在的に健康に有害になることが分かっている(環境)」となるが、このような副詞は、「~になる可能性がある」と動詞に変えて訳す方が日本語的になる。turn out (補語) 結局は~になる。~であることがわかる。
和訳(例):
より快適な生活を求める上で、現代人は、同時代人の人に対してもまた自分自身に対しても、健康を害する可能性のある環境を時として作り出すことがある。
1-2
Many people seem to have built their lives around the notion that they are in some way indispensable to children, and to question this is to attack the very center of their being.
語句: notion 「概念、考え」 in some way 「ある点で、なんらかの点で」 be indispensable to A 「Aにとって不可欠な」 question 「~に異議を唱える」 the very + A 「まさにA」 being 「存在」
構造: the notion that 以下に S+V+副詞句+C 副詞句がVとCに入っている構造
・ Vの「are」のCが、「indispensable 」
・ 「in some way」は副詞句
注意:
・ to have built は、完了不定詞の用法。 これは、述語動詞「seem」よりも「前の時」を示す。
・ the notion that ~ the notion と同格の「that 節」
・ , and 以下は別の文で to questionがS、 is がV、 to attackが Cで 不定詞の名詞節
cf 「be + 不定詞」の場合は、「予定、運命、義務、可能、意図」を表わす場合もあるがこの場合
は違う。
・ 「the very」 のvery は、「強調の”まさに”」の意味
・ their beingのtheirは、Many peopleを示す。
・ in some way wayは多義語 道、距離、方向、進行、手段(やり方)、習慣(複数形)、 点(in ... wayの形)、意志(one's wayの形)
和訳(例):
多くの人たちは、自分が何らかの点で、子供にとってはなくてはならないものだという考え方を中心に自分の人生を築きあげてきたように思われる。したがって、この考えに異議を唱えることは、彼らの存在のまさに核心を攻撃することなのである。
1-1 In his search for more comfortable living, modern man sometimes makes for his fellow men and even for himself an environment which turns out to be potentially harmful to health.
語句: search 「追求」 comfortable 「快適な」 his fellow men 「彼と同時代人」 environment 「環境」 turn out to be ...「...であることがわかる」 potentially 「潜在的に (....)の可能性がある harmful 「有害な」
構造: S+V+副詞句+O 副詞句がVとOに入っている構造
・ Vの「makes」のOが、「an environment」で「which」以下は、「an environment」を修飾する形容
詞節になる。
・ for his fellow men and even for himselfは、V「makes」を修飾する副詞句
注意:
・ In his searchのhisは、後からでるくる主語の「modern man」である。そしてこの副詞句は、When he searches for more comfortable living と置き換えて訳した方が日本語的になる。
・ which 以下の文の、potentiallyは直訳では「潜在的に健康に有害になることが分かっている(環境)」となるが、このような副詞は、「~になる可能性がある」と動詞に変えて訳す方が日本語的になる。turn out (補語) 結局は~になる。~であることがわかる。
和訳(例):
より快適な生活を求める上で、現代人は、同時代人の人に対してもまた自分自身に対しても、健康を害する可能性のある環境を時として作り出すことがある。
1-2
Many people seem to have built their lives around the notion that they are in some way indispensable to children, and to question this is to attack the very center of their being.
語句: notion 「概念、考え」 in some way 「ある点で、なんらかの点で」 be indispensable to A 「Aにとって不可欠な」 question 「~に異議を唱える」 the very + A 「まさにA」 being 「存在」
構造: the notion that 以下に S+V+副詞句+C 副詞句がVとCに入っている構造
・ Vの「are」のCが、「indispensable 」
・ 「in some way」は副詞句
注意:
・ to have built は、完了不定詞の用法。 これは、述語動詞「seem」よりも「前の時」を示す。
・ the notion that ~ the notion と同格の「that 節」
・ , and 以下は別の文で to questionがS、 is がV、 to attackが Cで 不定詞の名詞節
cf 「be + 不定詞」の場合は、「予定、運命、義務、可能、意図」を表わす場合もあるがこの場合
は違う。
・ 「the very」 のvery は、「強調の”まさに”」の意味
・ their beingのtheirは、Many peopleを示す。
・ in some way wayは多義語 道、距離、方向、進行、手段(やり方)、習慣(複数形)、 点(in ... wayの形)、意志(one's wayの形)
和訳(例):
多くの人たちは、自分が何らかの点で、子供にとってはなくてはならないものだという考え方を中心に自分の人生を築きあげてきたように思われる。したがって、この考えに異議を唱えることは、彼らの存在のまさに核心を攻撃することなのである。